dgwingtong's blog

世の中について書きます

いろいろな事について

今年は割と本を読んだかも知れない。それというのは昨年末に本を紹介するまとめ記事が上がっていたからだ。世界文学お薦め100冊とかなんとか。本当はこの一年で100冊読むはずだっのだが見事に挫折した。それでも40冊位は読んだだろうか。打率4割とすれば優秀だが、例えが少し違う様だ。まぁそれ以外の本も読んだから、冊数としたら80冊位は行ったと思うが、計画の課題図書として40冊位と。それだけでもなんか人生の捉え方が少し変わった様な気もする。何かの役に立つ訳でもないがそれは自分の中での価値観の問題なので余り気にはならない。

その中でも「嵐が丘」は凄かった。200年も前にこんなもの書いていたんだねと。で他はというと余り記憶がない。存在の耐えられない軽さも軽く衝撃だったけど、やっぱりそういう奴はいるんだと、世界は広いね。マノンレスコーもそれなりに凄かったけどこれは赤と黒やその周辺から手を出した。カラマーゾフもマノンレスコーに似てるなとも思った。

まぁそうやって見通しが付くという事はあるけれど、自分がぐらつくという事もあるかも。正しいと思っていた事が案外そうでもないのかな、とか雑情報でいろんな事を忘れるとか。でも男と女は難しくて本当にいろいろある。あぁしかしそんな事を考え過ぎるのも重いって言われてしまうかもしれないし、結局何も知らないよと黙って過ごすのが吉なのかと。

自分はバカではないと言いたい為に参加するゲームをいかにさり気なく過ごすかという気取られたくなくてそれがかっこつけのプライドでそんなものは犬も食わないだろうと思っても拘っている自分。そんなプライドズタズタに引き裂いてくれるわと誰かにコテンパンにやっつけられればいいさと。

世界は予測出来なくていつも貧乏くじ引かされている気分になるが、そんな心の狭い自分も人を愛せるかどうか分からなくなっている。スキという気分は自分に利害が伴わない段階では気軽に持てるが、利害関係伴う深い関係になってもそれを継続出来るのか、結局はそこで消耗して嫌いな気分が募ったり憎しみが湧いてきたりするのだろう。全く人間て奴はわかままだな。