dgwingtong's blog

世の中について書きます

日本人はなぜ英語が好きなのか

殆どの人にとって英語は必要ないのに日本の英語熱は異常に高い。それはなぜなのか。TOEICも非常に受験者が多く、参考書も本屋の一角で独自のエコシステムが形成されている。

You Tubeも英語動画が溢れている。これは常に流動化か発生していると考えられる。挫折する人が多くても常に新たな参入者が現れるのである。

勿論、戦後米国支配が強まりその影響力から来ているのが大きな理由だが、それでもそれだけとは思えない程の英語学習者が存在すると思われる。

この必須でないけれど、出来れば良いなレベル英語学習者が非常に多いと思う。これが英語塾のカモ、あらゆる英語本のユーザー、英語関連支出の一大経済圏を支えている英語クラスターである。

なぜ彼らは英語を覚えたいと思うのか。それは憧れ、理想、夢、なり太郎、ゴールなどが詰まっているからだ。

彼らはさほど努力もせず、簡単に英語が出来る方法を絶えず狙っている。だから、究極の英語法などの宣伝にコロッと騙される。ありとあらゆる新しい英語法を試み、次こそは上手く行くと懲りもせず、今度は上手くいくかもしれないと淡い期待を胸に今日も銀の弾丸を求めて彷徨っている。

しかしそろそろ気づくべきなのだ。そんなショートカットは存在しないという事を。そろそろ自分には英語を効率よく吸収する能力が劣っていることを。

しかしもう心配は要らない。もう努力して学ばなくても英語は簡単に翻訳されるし、瞬時に外国語の交換が出来る世界になろうとしている。

だから外国語を話す事は殆ど趣味の領域に成りつつあるのだ。そりゃ英語で異性を口説けるならそれが一番の効用だろうね。