dgwingtong's blog

世の中について書きます

現実療法が広まらなかったのは深いかかわり合いが必要だったから

深いかかわり合いなんて一人の人間がそんなに多く持つことができないし、それには大量の現実療法を理解する人々が必要になるため、リソースが足りなかったということもあるし、それには地域での理解が広がらないとならないわけで、晩年そこに気づいてクオリティ・コミュニティを展開していたけどどうなってしまったのかな。

 

とにかく、治療者が情熱を持ってクライアントに向かっていかなければならないし、そうなると担当できる人数も限られてくるので、特殊な技能が必要ないとはいえ、やれる人というのは誠実で根気強くなければならないので限られて来るだろう。

 

ヘレン・ケラーだって稀有のサリバン先生がいたから更生したのであって奇跡はサリバン先生だったのだ。そこまで重症の人は余りいないだろうが、多くの場合、生半可な気持ちではできない。

 

だから、それを自己解決できるように改良したのが選択理論心理学なのかもしれない。