dgwingtong's blog

世の中について書きます

可能と不可能の間

人は出来ないと分かっている事に無駄な時間を費やさない。だから出来ると分かれば膨大なエネルギーが費やされる事になる。

この出来る、出来ないの境目が非常重大な事になる。ライト兄弟が飛ぶ物体を実証するまで、それが存在出来るのかどうか誰も半信半疑だった。だからそれに誰も投資も開発も余り行われ無かった。出来た後でもまだオモチャ扱いで、それが本物になるのは何百Kmも飛べるようになってからだ。そして大西洋無着陸横断が一つの試金石になった。

人は出来ると分かったら膨大なエネルギーを集中する、これは発明の世界に限らない、記録の世界でも壁が存在する。それを新しい手法で誰かが打ち破って出来ると分かると新記録ラッシュが起こる。

飛行機にはこの発明と記録の二重の意味があったから人々が熱狂した。