dgwingtong's blog

世の中について書きます

オミクロンはインフルと同じになったのか

オミクロンが爆発的に増えている。連日過去最多を更新続けている段階だ。しかし重症化は少ないという。これをこれまでのコロナ対策のまま続けると社会が機能停止になってしまう。余りにも増え方が急なので膨大な濃厚接触者が発生し10日に短縮された隔離期間でも社会が機能不全に陥ってしまうからだ。

しかも濃厚接触者の殆どは健康のままである。今は感染を止めるのか社会機能を止めるのか二択しかない。しかも感染しても殆どは軽症である。

そうならある程度感染は容認して濃厚接触者の認定を止める事だろう。このような緊急事態では全て石橋を叩いて渡る様な事は不可能だ。ある程度の見切り発車も必要である。高齢者は90%近くワクチンを二度受けていてオミクロンでも重症化しないと言われている。

なら社会を止めるより、感染を容認して重症化しそうな人の治療にリソースを絞る事に専念すべきだろう。誰がどう考えてもそう考えるべきだ。

それなのに国や自治体は今までのやり方を繰り返そうとしている。尾身会長がオミクロンに合った施策をと言ったのでてっきり重症化しない事を焦点にしたのかと思ったが、感染のし易さを焦点にしたようなのである。それでいいのかよと思わず思ってしまった。

政治的にはかなり思い切った転換で責任も重大なので誰もそんな勇断は持てないのだろうが、日本の社会の生存が掛かっているのだから最優先で決断すべき事になるだろう。