F1もウイングレスの時代にするべき
今年から採用になったグランドエフェクトカーでF1は前後のウイングに頼らないダウンフォースを得ることが可能になった。しかし現状ではグランドエフェクトを最大限に得るように前後ウイングが残された。またグランドエフェクトだけでは不足するダウンフォースを追加する意味合いもあるだろう。
しかし折角ボディだけでダウンフォースを得られるなら効率的に推し進めウイングに頼らないマシンにして欲しいものだ。そしたらマシンデザインはかなりシンプルなものになるだろう。しかしマシンデザインを自由に任せると何とかダウンフォースを増やそうと気流を乱す方向になっていくと思われる。
そうなるとまた元の木阿弥になりかねないので、もうマシンの上側はワンメイクにするのもやぶさかではないのかもしれない。今でも前後のウイングは厳しい規定でどこも似たり寄ったりのデザインになっているから。マシンの下側のグランドエフェクトだけ自由にデザインするようにする。
どちらにしても往年のF1のようにマシンになる訳ではないが、ウイングがないF1マシンはかなりシンプルになるだろう。タイヤもせめて16インチ位にして小型軽量マシンを目指す。WECもプジョーがリアウイングの無いカッコいいマシンを登場させたのでF1でも可能なはずだ。
出来るだけ空気抵抗のないマシンを作ってDFだけはフロア下で得る究極のF1カーが出来ると思うのだがどうだろうか。